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2007年2月16日 (金)

山の春は早い。

山の春は早い。
変な言い回しかも知れない。
普通、山は里より寒く、花も里から咲き、山へと上っていく。

でも山の春は早い。
その理由は……鶯。
一月初旬から庭をウロウロし始めるのである。
でもこの時期は「ホーホケキョ」とは鳴かず「ジュジュ」と
鳴くだけ。

子供の頃、お風呂はまだ薪で沸かす、
いわゆる「五右衛門風呂」だった。
そのため日曜日はよく薪割りをしていた。
「パーンパーン」
薪を割る音が山に響く。
するとどこからともなく「ジュジュ」と近寄ってくる。
薪を割る手を止め、横にどくと、嬉しそうに薪から出て
きた虫を「パクパク」ついばむ。
綺麗に食べ終わるとまた「ジュジュ」。

「早く割って」と催促しているようだ。

山の春は早い。

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コメント

はじめまして。
とても詩的な文章で、いつも楽しみにしております。

とても素敵なところにお住まいなのですね。
自然に囲まれた環境、羨ましいことこのうえないです。

投稿: えいこ | 2007年3月22日 (木) 13時30分

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